~「YouTubeで気になった言葉」を調べよう!~
間が空いてしまいましたが、「ブログ・ライティングの始め方 その2」です。
前回の繰り返しになりますが、この記事では、実際に自分がこのブログをスタートさせるにあたって調べた内容を共有します。
第2回は「気になった言葉の調べ方」です。
前回の「まずはYouTubeでスタート」では、「わからなくても繰り返し流して」「わからないところを気にしない」というのがポイントでした。
しかしながら、いつまでもわからないままですと、これも先に進めるための意欲を損なってしまうことになってしまいます。
何よりもわからないことが溜まりすぎるともやもやしてきますよね。
そこで次のステップとして自分は、気になった言葉を調べるということを行ないました
ポイントは「複数の情報を見て自分なりの理解をする」ということです。
テスト記事2本目です。
内容は間違いがないようにしていますが、デザインや表現などはブラッシュアップしていく予定です。
ゆくゆくはWebライターの仕事を受ける際にこういう文章を書きますよというのを示すために使いたいと思っています。
ちょっと間が空いたうちに書き方について今まで勉強した内容を復習したので、
前回よりは見やすい書き方になっているかなと思います。
【習慣化で鍛える】観察して気になる言葉をみつけよう!
若干調べ方とは違うのかもしれませんが、「調べようと思うこと」は結構重要なことです。
もちろん、ここを見てもらっている方は、「○○について調べてみよう」と思ったので見てもらっているのだと思います。
この「調べてみよう」の気持ちを大切にして、「調べる習慣」に発展させましょう。
自分はもともとパソコンのインストラクターとして働いていて、その後一般の事務職に転職しました。
ここを掘り下げると長くなってしまいますので深堀りはしませんが、転職して気づいたことは、
「調べる力がない人が多い」ということです。
調べる力がない人の特徴として、「調べる習慣がない」「調べる選択肢が出てこない」と感じました。
同時に、よく「どうやって調べたらいいかわからない」とも言われましたが、それも「調べる習慣がない」ことが原因でした。
今回は「繰り返し見たり聞いたりしたYouTubeの内容で気になった言葉を調べる」というのが本筋ですが、ぜひ皆さんには普段の生活の中でも「調べる習慣」をつけてほしいと思います。
さて、「調べる習慣」のつけ方ですが、その第一段階として「観察」が重要です。
今みなさんの周囲を見渡してもらうと、いろんな文字が存在しているはずです。それは例えば商品名かもしれませんし、何かの説明かもしれません。
それらをすべて理解しているでしょうか?
例えば、今自分の手元に「オロナイン」があります。大塚製薬さんから出ている常備薬として優秀な塗り薬ですね。
ここでよく「観察」してみると、商品名は「オロナイン」ではなく「オロナイン🄬H軟膏」と書かれていることがわかります。
さて、「オロナイン」ってどうやって名付けられたのでしょうか?「🄬」って何でしょうか?なんで「H」ってついているのでしょうか?「軟膏」って何て読む?「軟膏」の意味って何でしょう?
全部きちんと答えられるでしょうか?
手元の薬一つでこれだけの疑問を見つけることができました。
もちろん普段からすべてに対してこんなことをしていると、まともに生活なんてできませんが、
例えば1日1回疑問探しをしてみてください。
そうすると、1,2週間もすれば気になる言葉を見つけるクセ、つまり「観察力」が身についてきます。
これは「目」で見つける話でしたが、目で見つける観察力が身につくと、「耳で見つける観察力」も身についてきます。
YouTube動画を繰り返し流そうというのが前回の話でしたが、これは流し見だけでなく流し聞きでも問題ありません。
耳で聞いているうちに何回も出てくる言葉など、ふと「耳につく言葉」に気が付くタイミングが出てきます。それを調べましょう。
【気になる言葉の例】WordPressを調べてみよう
実際に自分が調べた例として、「WordPress」という言葉を上げてみます。
調べるのは簡単でGoogleに「WordPress」と入れて出てきた記事を見てみればいいのですが、上で書いた職場で出会った「調べる力のない人」は、「たくさん出てきて何を見たらいいのかわからない」と言っていました。
そこで、自分が実際にどういう風に見て理解をしたのかを少し紹介します。
【言葉の調べ方その1】検索画面を観察しよう!
まずは検索結果画面を観察してみるということが重要だと思っています。
その理由は
- 検索結果画面でわかる情報があるかもしれない
- どの記事を読もうかのなんとなくわかる
の2点です。
実際に検索画面を見てみると、こんな感じになりました。
これは検索して最初の画面ですが、スクロールしたりする前に自分はここに注目しました。
なんと「WordPress.org」と「WordPress.com」の2つがありました。
これで一つ「WordPressには2種類あるんだ」ということがわかりました。
もちろんこの2つの違いはまだわかりませんが、2つあるということ自体がわかったのは収穫です。
ここで、このままこの2つのサイトは見ません。
なぜかというとたいてい公式サイトというのはいきなり見てもわかりづらいからです。
もちろん絶対的に正しい情報は公式サイトにありますので最終的には確認するのですが、その前に事前情報を仕入れておいた方がいいと自分は思っています。
続いてスクロールすると「関連する質問」の項目の次に
5つの記事が見つかりましたが、自分はWikipediaは読みません。
理由は公式サイトの時と同じくいきなり見てもわかりづらいからです。
あとの4つはどれも似たような感じですが、「エックスサーバー」と「さくらのレンタルサーバ」と書いてある2つはサーバー屋のサイトだということがわかります。
別にサーバー屋のサイトでも問題ないのですが、「情報が自分のサービスを使わせる方向にもっていっているだろうな」ということだけは頭に入れておきます。
【言葉の調べ方その2】サイトの中身をざっくり見てみよう!
では中身を見ます。4つ程度なので全部見てしまいましょう。
ここでもYouTubeの流し見と同じように、わからなくても止まらずにザクっと見ることが重要です。
そもそも何かを調べようと思った時に、いきなり詳細まで細かく知らなくてはいけないことというのはそれほど多くないはずです。
まずは概要を理解したうえで、本当に必要なことであればあとできちんと調べることになります。
最初は理解することにこだわりすぎずにいきましょう!
さて、よそ様のサイトですので、ここからは写真なしになってしまいます。
1つ目のサイト
1つ目のサイトで自分が理解したのは次の程度です。
- このサイトはWebマーケティングの会社のサイトである
- WordPressを使うとブログを無料で簡単に作れる
- WordPressにサポート機能はない
- WordPress.orgとWordPress.comの違いは「.org」が本体で、「.com」はWordPressに他のサービスを足したものらしい
長くしっかり書かれた記事のわりに大して理解していないように見えますよね。
この程度で問題ありません。
そもそも情報というのは複数の情報元を参照すべきものです。
例えばこのサイトだけを見ると「簡単と書いてはあるけどWordPress難しいかも」と思うかもしれません。
しかし、「このサイトはWebマーケティングの会社のサイト」ということを考えると、「自分のサービスを使ってもらうためにちょっと難しく書いてるかもしれない」と考えられます。
このように、一つの情報だけに頼ってしまうと考え方や使用するサービスに誘導されてしまうことがあるかもしれません。
調べた後に納得済みで誘導されていくのであればいいのですが、最初は誘導されないように気を付けた方が絶対にためになります。
2つ目のサイト
さて、2つ目のサイトでは以下のようなことを理解しました。
- WordPressを使うとブログを無料で簡単に作れる
- 世界でも人気のサービス
- WordPressではいろんなことがやれる
- WordPressにサポート機能はない
- WordPress.comはいろんな制限がある
最初と被っていることもありますが、それは強化されたということですのでそれも収穫です。
こちらのサイトでは1つ目のサイトとは違って「ちょっとできそうかも?」という印象がありました。
これは「サーバー屋のサイト」だからですね。
1つ目のサイトはマーケティング屋さんなので、立ち上げからまるっとサービス内容に含まれているでしょうけど、2つ目のサイトはサーバー屋さんなので、自分でスタートしてもらわないとお金になりません。
ですので、2つ目のサイトは1つ目よりもやれるかもと思えるような表現にしているのだと思われます。
このように、世の中の情報サイトは実はある程度の誘導が行われています。
どこもボランティアで情報を公開しているのではなくて、やはり商売のためですので、その点は理解しておいた方がいいと思います。
ただ、それが悪いわけではありません。やはり何か行動するためには動機が必要です。
宣伝という動機があるからこそ、手軽に見ることができる情報があるということでもあります。
このサイトもWebライティングのテスト記事を貯めようという動機から始めました。
どんな誘導がかかっているのかを理解した上でいろんなところから情報が集められるといいですね。
3つ目のサイト
では3つ目のサイトです。
ここでは以下のような内容を理解しました。
- WordPressは利用者数がNo.1
- WordPressで作れるものはブログだけではなく、いろんなことが簡単にできる
- WordPressのデメリットは常識の範囲だが、セキュリティには気を付けた方がいい
- WordPressにサポート機能はない
- このサイトもサーバー屋さんのサイトである
このサイトもサーバー屋さんのサイトでしたので、簡単に始められるといった印象がある内容になっていました。
4つ目のサイト
最後4つ目のサイトです。
- WordPressはPHPという言語でできている
- 簡単に始められるのはユーザーがたくさんいるからで、デメリットのセキュリティ面についてはその裏返し
- サイトが重くなりがち
新しくPHPという言葉に気づきました。
ひょっとしたら他のサイトでも書いてあって、無意識に何回も見ていたからここで気づいたのかもしれません。
複数のサイトを見た方がいい理由は、「無意識にでも他のタイミングで気づく可能性がある」というものもあります。
また、サイトが重くなりがちだということも書いてありました。
最後に「うちのサーバーは速く快適ですよ」とも書いてありましたね。
【言葉の調べ方その3】調べた内容を見比べてみよう!
さて、4つのサイトを確認しましたので、その中で理解したことを見比べていきます。
2つ目のサイトのところで「情報はいろんな誘導がかかっている」という話がありました。
ただ、どこのサイトも企業を背負って出してきていますので、基本的には嘘ではないはずです。
どれも本当のことではあるのですが、自分が誘導されないようにするために、「どこのサイトでも書いてあることは正しいことが多い」と思ってください。
例えば、4つのサイトすべてで「WordPressは簡単だ」と書いてあります。
もちろんサイトによって簡単度合いの印象が違うのですが、それはみなさんひとりひとり何を簡単だと思うかが違うようなもので、「簡単にできることは間違いない」のだと思います。
他にも「WordPressにサポート機能はない」ので、自分できちんと調べなくてはいけないけど、「ユーザーがたくさんいるから」情報はいくらでもありそうだ、ということもわかります。
まとめると
- WordPressはブログとかを簡単に作れるためのサービス
- WordPress.orgはいろんなことができる
- サポートはないけど情報はたくさんあるので、自分で調べることができたら問題ない
- WordPressに対応しているいろんなサーバー屋さんがある
という感じです。
4つのサイトの内容がずいぶん簡単にまとまってしまいました。
しかし、最初の段階ではこれで十分ではないですか?
もっと知りたくなったら次は公式サイトの出番だったり、例えば「WordPress 使い方」や「WordPress 始め方」で調べてみましょう。
きっと少しは理解できるようになっているはずです。
ちなみに自分は少し疑い深い人間なので「ブログ おすすめ」で検索して、本当にWordPressはお勧めなのかなということを調べたりもしました。
こんな感じでいろいろ発展させて調べてみるといろいろな選択肢が出てきます。
ぜひ、「調べることの習慣化」、「複数の情報を見て自分なりの理解をする」、「最初は理解することにこだわりすぎず」の3本柱でチャレンジしてみてください。
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